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日野病院飛躍の新年度を迎えて -平成30年5月

 今年の桜は厳冬から急に暖かくなったためか一気に咲いてあっという間に散ってしまい、桜をじっくり観賞する時間があまりなかったように思います。その後は花粉症に悩まされつつ、それも峠を越したようです。
 さて、今年度は日野病院にとって人事面で大きく変わりました。2月下旬にて管理者が景山享弘前町長から新しく﨏田淳一町長に変わりました。景山前管理者には12年にわたり日野病院のため、日野郡住民のために力を尽くしていただきました。この場を借りて深くお礼申し上げます。今後は一歩距離を置いて日野病院を見守っていただき、ご指導いただきますようにお願い申し上げます。
さて、﨏田新管理者には職員一同歓迎申し上げます。日野病院の良さ、問題点を知っていただき新しい目からご意見、ご指導をお願いするしだいです。
 医師の異動は2名の転出がありましたが、5名の先生が新しく日野病院に勤務されることになりました。前々日野病院長の濵副隆一先生、長年日南病院で小児科をされておられた竹茂幸人先生、安来医師会病院から来られた佐々木修一先生、1年半ぶりに日野病院に戻ってきていただいた藤田章啓先生、最も若手の下坂拓矢先生です。さらに常勤ではありませんが鳥取大学医学部地域医療学教室から2名の先生(李瑛先生、紙本美菜子先生)が週3日勤務していただけることになりました、また、看護師は新人4名、鳥取大学からの派遣1名、検査技師1名、事務職員2名と多くの新人職員を迎え、日野病院がさらに充実した病院になることと喜んでおります。特に小児科は毎日の心療となり、子供を持つ住民の皆さんには安心していただけるのではないでしょうか。今後は若手とベテランがうまく補い合って、明るい活気のある病院にしていきたいと思っています。
 次に、平成29年度の日野病院病院長賞は、研修医の教育・指導に多大な功績のあった熊野健太郎診療局長と、日野病院の忙しい薬剤部を切り盛りしながら多くの学会発表もされてきた山本直子副医療技術局長に授与しました。両名とも少ない人員の中、日野病院を支えていただき地域医療に大きな貢献をされました。
 さらに今年度は4名の職員が局長賞を受賞されました(大塚健一主任理学療法士、長尾加奈子主任看護師、安達節子看護師、矢田貝亮一係長)。詳細は省きますが、日野病院のために地域のために粉骨砕身務めていただいた若手、ベテランの方々です。新人の皆さんがこのような先輩を手本にして、病院に地域にそして医療に貢献されることを期待しています。
 今年度が新しい日野病院のスタートの年となることを望んでいます。地域の皆様にも充実した日野病院をさらに応援していただければうれしく思います。
                                         平成30年5月