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患者さまの声 - 平成20年5月

日野病院外来でお世話になっております患者です。私がお願いを申し上げたいのは整形外科外来診察の件です。①の診察室と②の診察室に外来患者を待たせ、先生が交互に診察する仕組みです。私も「診察室に入って」といわれ、「あなたは何番にお入りください」と看護師さんに言われて診察室に入ってみますが、先生のおられない診察室に入っても何か冷たい感じで、暖か味がぜんぜんありません。こういう診察の構図をとられたのも、医師不足・診察を順調に捗る考えで施行された事と思います。極端な言い方ですが、流れ作業で診察をして頂いている状態のようです。
私も知っている県西部の医療機関をみますが、こんな外来診察は見た事はありません。「中廊下の何番の前でお待ちください」ということはあります。
是非この件について検討頂き、善処方お願い申しあげます。お互いに先生と信頼関係が大切だと思います。

ご回答(改善点)
ご意見のありましたとおり、整形外科の診察につきましては、二ケ所の診察室を使い、現在のような診察体制をとらせていただいています。他病院でとっておられる中待合のシステムは、待ち時間短縮のために導入されているシステムではないかと思います。
日野病院が実施している現在の体制も、他病院の中待合のシステムと同様、いずれも待ち時間短縮のための体制です。患者さまを流れ作業で診ているのではなく、逆に患者さまの待ち時間短縮によるサービスの一環として実施しているシステムですが、ご意見のありましたとおり、患者さまに対する配慮に足りない面があったようです。今後は、診察を待っておられる患者さまに対する声かけ等を実施し、改善してまいりたいと思います。

当病院に入院させていただき、素直に感じた事を言わせていただき、今後の参考とされることを信じて要望といたします。要望とは、入院している患者が毎日毎日食べさせていただいている、1食ずつのカロリーと食事の内容を分かりやすくし、号室と名前の下に明記していただければ、患者も分かりやすく、退院してからも家で実行しやすいと思います。(抜粋)検討をよろしくお願いいたします。

ご回答(改善点)
貴重なご意見をいただき有難うございました。入院患者さまにとりまして食事は楽しみのひとつであります。
一般常食(普通食)の食事を食べられている患者さまに対しましては、「一週間分の献立表と栄養価」を各階のエレベーターの前とデイルームに貼り出していますのでご覧ください。
また、食事制限のある患者さまに対しては、入院時指導として管理栄養士が病棟に訪問し、患者さまの容態を医師・看護師と相談しながら、患者さま個々に合わせた食事説明・食事指導を行っています。なお、食欲のない患者さまや喫食量の少ない患者さまに対しては、その都度相談に応じており、常に医師・看護師・管理栄養士と連携をとりながら、喫食率をあげる工夫をしています。
さて、この度意見のありました「カロリーと食事の内容を、毎食一人一人の食礼に記入する」ことに関しましては、現在使用しているシステムではできないため要望にお応えすることができませんが、退院されてからの栄養相談につきまして、自宅での栄養状況をパソコンを使用し、栄養指導を行うことができます。その際は管理栄養士にご相談ください。