ご挨拶
新型コロナウイルスとの戦い -冬の陣 日野病院長 孝田 雅彦

昨年のせせらぎから新型コロナの話題ばかりが続いていす。今回はもう良いかなと思っていたら、第3波はこれでにない感染者数であり、鳥取県内にも多くの感染者が出てきています。医療施設内の感染もみられ、いよいよ鳥取県も全国の波に飲み込まれそうです。日野病院においても職員がいっそう気を引き締めて対応しています。しかし、新型コロナについては多くのことが分かってきました。結局のところ最も重要なことは個人個人が自覚を持って感染対策をするこです。感染者は無症状の時期からウイルスを排出しています。もう一度基本に戻って下さい。自分はウイルスを持っているかもしれい、友人や親類も持っているかもしれないという想定の下で感染策を行って下さい。①三密(密閉、密集、密接)を避ける。つまり、換気を良くしてソーシャルディスタンスを守る、両手を広げた囲内には人を入れない。今でも、顔を近づけるようにして立ち話している方をよく見かけます。寒くなると暖かい部屋に人が密集、換気を怠りがちです。定期的な換気をしましょう。②マスクをする。マスクも十分供給されています。不織布マスクが最も効果的です。③手洗い、消毒をする。石鹸で十分洗えばウイルスは確実に去できます。 ④外出を避ける。人混みにでないことです。⑤流行地に行った人との接触を避ける。特に高齢者のいる家庭は要注意です。鳥取県における感染者はすべて他県に行った人か他県の人からの感染です。年末年始の後、感染者が増える可能性は極めて高いと思われます。もう他人事ではないのです。
前回にも述べましたが、日野病院のコロナ対策をお知らせいたします。住民の皆さんは発熱があればすぐに病院に受診するのではなく、まず、病院に電話をして下さい。病院は受診時間を指定させてただきます。原則的には午後に受診の時間を設定します。受診された患者さんは病院前のコンテナあるいは現在建築中の感染対策棟で新型コロナウイルスやインフルエンザの検査を行います。新型コロナが陰性の場合、院内に入って診療を受けることになります。新コロナ陽性の場合は入院施設が決まるまでコンテナ、感染対策棟に待機、あるいは 自宅で待機になります。現在建設中の感染対策棟は24時間以上の待機もできるように設備を整えています。年末からはPCR装置も増えるため、よりスムーズな診療が可能になると思います。
多くの皆さんは一体いつまで新型コロナ対策が必要なのか、いつまで辛抱するのかと思っているでしょう。しかし、様々な製薬会社からワクチン製造の発表がありました。日本人にもワクチンの接種が進めば自然と感染は終息(収束)していくと思います。あと半年の辛抱ではないでしょうか。もう、ゴールは見えてきています。あと一踏ん張り頑張りま しょう。 令和3年1月
院長プロフィール
学歴 | |
昭和59年3月 | 鳥取大学医学部医学科卒業 |
昭和59年4月 | 鳥取大学大学院医学研究科内科系入学 |
平成元年3月 | 鳥取大学大学院医学研究科内科系修了 |
資格 | |
平成4年12月 | 日本消化器病学会専門医 第20637号 |
平成年 1月 | 日本消化器病学会指導医 第1950号 |
平成6年4月 | 日本肝臓学会専門医 第2238号 |
平成10年4月 | 日本肝臓学会指導医 第555号 |
平成3年12月 | 日本消化器内視鏡学会専門医 第910420号 |
平成8年10月 | 日本超音波医学会超音波専門医 第1241号 |
平成11年12月 | 日本超音波医学会超音波指導医 第642号 |
平成16年12月 | 日本内科学会認定内科医 第83104号 |
職歴 | |
昭和63年 4月 | 大阪回生病院内科医師採用 |
平成元年7月 | 池田回生病院転勤 |
平成4年 3月 | 池田回生病院退職 |
平成4年 4月 | 鳥取大学医学部臨床検査医学講座文部教官助手採用 |
平成5年 7月 | 鳥取大学医学部臨床検査医学講座学部内講師 |
平成11年 7月 | 鳥取大学医学部内科学第二講座学部内講師 |
平成11年 7月 | ドイツ連邦共和国Erlangen Nuernberg 大学医学部第一内科留学 |
平成12年 7月 | 鳥取大学医学部内科学第二講座学部内講師復職 |
平成13年 8月 | 鳥取大学医学部付属病院第二内科講師 |
平成15年 7月 | 鳥取大学医学部統合内科医学講座機能病態内科学分野助教授 |
平成19年 4月 | 鳥取大学医学部統合内科医学講座機能病態内科学分野准教授 |
平成27年 4月 | 鳥取大学医学部附属病院消化器内科科長 |
鳥取県肝疾患相談センター長併任 | |
平成28年7月 | 日野病院副病院長 |
平成28年10月 | 日野病院長 |
学会及び社会における活動等(所属学会;役職等) | |
昭和59年 12月 | 日本内科学会会員 |
平成16年 12月 | 日本内科学会認定内科医 |
昭和60年 1月 | 日本消化器病学会会員 |
平成4年 12月 | 日本消化器病学会認定医 |
平成9年 5月 | 日本消化器病学会中国支部会評議員 |
平成17年 1月 | 日本消化器病学会評議員 |
昭和61年 1月 | 日本肝臓学会会員 |
平成9年 12月 | 日本肝臓学会西部会評議員 |
平成10年 4月 | 日本肝臓学会指導医 |
平成18年 5月 | 日本肝臓学会学会評議員 |
昭和61年 1月 | 日本消化器内視鏡学会会員 |
平成3年 12月 | 日本消化器内視鏡学会専門医 |
平成21年 11月 | 日本消化器内視鏡学会中国支部評議員 |
平成元年9月 | 日本超音波医学会会員 |
平成B年 10月 | 日本超音波医学会超音波専門医 |
平成11年 12月 | 日本超音波医学会指導医 |
平成17年 5月 | 日本超音波医学会中園地方会幹事 |
平成7年 10月 | 日本臨床薬理学会会員 |
平成8年 5月 | 日本門脈圧尤進症学会会員 |
平成28年 5月 | 日本プライマリーケア連合学会会員 |
非常勤職歴、その他特記事項 | |
平成7年 4月 | 鳥取県肝臓癌抑制対策評価委員会、委員 |
平成7年 4月 | 鳥取県健康対策協議会肝癌対策専門委員会、委員 |
賞罰 | |
平成13年 3月 | 鳥取大学下田賞 |
平成16年 3月 | 鳥取大学教育功績特別賞 |
平成16年 10月 | 鳥取大学医学部研究助成 |
平成17年 6月 | Hepatology research 賞 |
平成25年 8月 | 鳥取大学医学部研究助成 |
平成26年 3月 | 鳥取大学日ノ丸報恩会科学研究業績表彰 |
平成28年 5月 | Hepatology Resarch High Citation 賞 |