出かける医療・近づく医療

ご挨拶

新型コロナ感染拡大の原因は? 行動変容のためにすべきこと                                                                                                  日野病院長 孝田 雅彦

孝田院長

 この原稿を書いている今はリンピックの真只中、日本選手の大活躍で金メダルは
すでに過去最高となっていま。本来なら日本中が大盛り上がりのはずが、新型コロナの急速ながりのため今ひとつ盛り上がりに欠けるようです。オリンピック催が新型コロナ感染拡大の原因のようにいう人たちもいるようでが、これは全く非科学的な考察です。人は原因のわからないもの対しては、手近に原因となりそうなものを見つけるとそれに責任負わせて、安心してしまう習性があります。自分以外の誰か、何を原因とすれば自分がその責任から逃れることができるからです。かし、これでは本当の原因を見つけることができず、正しい対策講じることはできません。医師が患者さんを診断するときにも一原因を見つけると安心してしまい、別の、あるいは隠れた重要な因を見落とすことがあり、医師はこのことに常々注意をしていま。第5波の感染は70%以上が30歳代以下の患者であり、ワクチンすでに接種している65歳以上の感染は極めて少ないことが分かっきました。日野郡・伯耆町住民の多くはすでにワクチンを接種しいると思いますので、大規模な感染拡大はきたさないでしょう。
 それでは、ワクチンを接種していない若者層はどうして感染してまうのでしょうか。若い人は感染しても重症化しないと高を括っいるのか、それもあると思います。しかし、後遺症に苦しんでい若者もいることも知っているはずです。人の心には「動物的な心」「分析的な心」の2つがあります。「動物的な心」は刺激に対す瞬時の反応で、危険に対する回避行動や食欲、性欲なども含まれす。一方、「分析的な心」は状況を冷静に分析し、適切な判断、動を行います。人はこの2つの心のせめぎ合いの中にいます。し
かし、人間の行動により大きな影響を与えているのは実は「動物的心」だといわれています。若者の行動は長い間の自粛に飽き飽きて、「動物的な心」にしたがった行動を取っているように思います。らに、自分の意見を裏付ける都合の良いデータばかりを集めて、気入らない意見には聞く耳を持たない状態だと思います。これは確バイアスと呼ばれ、比較的知的レベルの高い人にも起こるといわています。政府は感染拡大を防ごうと様々な呼びかけを行っていにもかかわらず、若者の行動変容が起こらないのはこのような心学的原因によるものです。それでは一体どうすればいいのでしょか。自分自身が「動物的な心」にしたがっていないか、確証バイスに陥っていないかを各個人が考えるしかありません。
 日野郡・伯耆町に新型コロナが広がらないように日野病院も医療面だけでなく、町報やせせらぎを通じて正しい新型コロナ情報を報して行きます。
                                                                                                                                                                 令和3年9月                                      
                                        

 

 

 

 

院長プロフィール

   
学歴
昭和59年3月 鳥取大学医学部医学科卒業
昭和59年4月 鳥取大学大学院医学研究科内科系入学
平成元年3月 鳥取大学大学院医学研究科内科系修了
資格
平成4年12月 日本消化器病学会専門医 第20637号
平成年 1月 日本消化器病学会指導医 第1950号
平成6年4月 日本肝臓学会専門医 第2238号
平成10年4月 日本肝臓学会指導医 第555号
平成3年12月 日本消化器内視鏡学会専門医 第910420号
平成8年10月 日本超音波医学会超音波専門医 第1241号
平成11年12月 日本超音波医学会超音波指導医 第642号
平成16年12月 日本内科学会認定内科医 第83104号
職歴
昭和63年 4月 大阪回生病院内科医師採用
平成元年7月 池田回生病院転勤
平成4年 3月 池田回生病院退職
平成4年 4月 鳥取大学医学部臨床検査医学講座文部教官助手採用
平成5年 7月 鳥取大学医学部臨床検査医学講座学部内講師
平成11年 7月 鳥取大学医学部内科学第二講座学部内講師
平成11年 7月 ドイツ連邦共和国Erlangen Nuernberg 大学医学部第一内科留学
平成12年 7月 鳥取大学医学部内科学第二講座学部内講師復職
平成13年 8月 鳥取大学医学部付属病院第二内科講師
平成15年 7月 鳥取大学医学部統合内科医学講座機能病態内科学分野助教授
平成19年 4月 鳥取大学医学部統合内科医学講座機能病態内科学分野准教授
平成27年 4月 鳥取大学医学部附属病院消化器内科科長
  鳥取県肝疾患相談センター長併任
平成28年7月 日野病院副病院長
平成28年10月 日野病院長 
学会及び社会における活動等(所属学会;役職等)
昭和59年 12月 日本内科学会会員
平成16年 12月 日本内科学会認定内科医
昭和60年 1月 日本消化器病学会会員
平成4年 12月 日本消化器病学会認定医
平成9年 5月 日本消化器病学会中国支部会評議員
平成17年 1月 日本消化器病学会評議員
昭和61年 1月 日本肝臓学会会員
平成9年 12月 日本肝臓学会西部会評議員
平成10年 4月 日本肝臓学会指導医
平成18年 5月 日本肝臓学会学会評議員
昭和61年 1月 日本消化器内視鏡学会会員
平成3年 12月 日本消化器内視鏡学会専門医
平成21年 11月 日本消化器内視鏡学会中国支部評議員
平成元年9月 日本超音波医学会会員
平成B年 10月 日本超音波医学会超音波専門医
平成11年 12月 日本超音波医学会指導医
平成17年 5月 日本超音波医学会中園地方会幹事
平成7年 10月 日本臨床薬理学会会員
平成8年 5月 日本門脈圧尤進症学会会員
平成28年 5月 日本プライマリーケア連合学会会員
非常勤職歴、その他特記事項
平成7年 4月 鳥取県肝臓癌抑制対策評価委員会、委員
平成7年 4月 鳥取県健康対策協議会肝癌対策専門委員会、委員
賞罰
平成13年 3月 鳥取大学下田賞
平成16年 3月 鳥取大学教育功績特別賞
平成16年 10月 鳥取大学医学部研究助成
平成17年 6月 Hepatology research 賞
平成25年 8月 鳥取大学医学部研究助成
平成26年 3月 鳥取大学日ノ丸報恩会科学研究業績表彰
平成28年 5月Hepatology Resarch High Citation 賞
令和3年 6月 第30回鳥取医学賞