- ご挨拶
- 病院長コラム
- 病院概要
- 基本理念・基本方針
- アクセス
- 施設紹介
- 指定医療機関
- 施設基準
- 初診時の「医療情報・システム基盤整備体制充実加算」について
- 初診時の「機能強化加算」について
- 施設基準届出手術件数
- 新型コロナウイルス感染症に関するお知らせ
- 館内案内
- 常勤医の専門医資格
- 日野病院新経営強化プラン(令和5年11月策定)
- 人事行政の状況(PDFファイル)
- 障害者である職員の任免状況について(令和5年6月1日現在)
- 日野病院障害者活躍推進計画の策定について
- 女性活躍推進法に基づく特定事業主行動計画
- 情報公開・個人情報保護制度の運用状況について
- 事業年報
- 患者さまの権利と責務
- 診療情報の提供および個人情報の保護に関するお知らせ
- 別表:通常の業務で想定される個人情報の利用目的
ご挨拶
新年のごあいさつ 日野病院長 孝田 雅彦
新年明けましておめでとうございます。長い間世の中に蔓延していた新型コロナウイルスは、消滅はしていませんが、その勢いは衰え、徐々に普通の風邪となってきているようです。しかし、私を忘れるなとばかりに昨年夏から季節外れと言ってもいいようなインフルエンザの流行がだらだらと続いています。選手交代といったところでしょうか。とはいえ、インフルエンザなら慣れた相手、戦い方は皆さんもよく知っています。ほとんどの方がインフルエンザワク
チンを毎年欠かさず受けているので免疫力は強化され、抗ウイルス剤も潤沢にあるので迎撃態勢は万全です。後は過信をしないように毎日のうがい、手洗いをしていれば重篤な状態になることはないでしょう。医学がいくら進んでも,人類は感染症と闘い続けなければなりません。
さて、昨年からの電気代、ガソリンなど燃料費の高騰、物価の上昇は、公定価格である医療費を収入源とする病院にとっては大変厳しい経営環境になっています。これまでは多くの患者さんに当院を利用してもらって,収入の増加を図ってきましたが、人口減少もあり、それも厳しくなってきています。今、日本の医療はコロナ後大きな曲がり角に来ていると感じます。従来品と比べてわずかな有効性しかない,あるいは統計学的には差があっても現実には効果を実感できないような高額な新薬がどんどん出て医療費が上昇する一方で、現在も効果が高くて、しかも安価な薬剤が生産されなくなって手に入らない状態になっています。私が医者になって以降、今日までこうしたことが日常的に起こるようなことはありませんでした。何が問題なのか、厚労省の薬事行政が原因なのか、市場の自由競争任せにしたことが、いい薬でも儲からなければ製造をやめてしまう様な結果をもたらしているのでしょうか。いずれにせよこのような歪みは、実際の現場の状況を把握せず、データだけを元に立案した政策に原因があります。2019年9月に公立病院の統合を進めようとした当時の厚労省の姿勢と現場を軽視しているという点では何も変わっていないように思えます。行政の責任が問われていると思います。日野病院は現場にどのようなニーズがあるのか、病院の最も重要な責務は何かを模索しながら、住民、行政(役場)、病院の三者が協力して最善の医療環境を維持したいと考えています。
将来もこの日野郡,日野町に設備の整った病院を維持するために、ぜひ住民の皆さんには日野病院をご利用いただき、ご意見もお寄せいただければ幸いです。
令和6年1月
病院長プロフィール
学歴 | |
昭和59年3月 | 鳥取大学医学部医学科卒業 |
昭和59年4月 | 鳥取大学大学院医学研究科内科系入学 |
平成元年3月 | 鳥取大学大学院医学研究科内科系修了 |
資格 | |
平成4年12月 | 日本消化器病学会専門医 第20637号 |
平成年 1月 | 日本消化器病学会指導医 第1950号 |
平成6年4月 | 日本肝臓学会専門医 第2238号 |
平成10年4月 | 日本肝臓学会指導医 第555号 |
平成3年12月 | 日本消化器内視鏡学会専門医 第910420号 |
平成8年10月 | 日本超音波医学会超音波専門医 第1241号 |
平成11年12月 | 日本超音波医学会超音波指導医 第642号 |
平成16年12月 | 日本内科学会認定内科医 第83104号 |
職歴 | |
昭和63年 4月 | 大阪回生病院内科医師採用 |
平成元年7月 | 池田回生病院転勤 |
平成4年 3月 | 池田回生病院退職 |
平成4年 4月 | 鳥取大学医学部臨床検査医学講座文部教官助手採用 |
平成5年 7月 | 鳥取大学医学部臨床検査医学講座学部内講師 |
平成11年 7月 | 鳥取大学医学部内科学第二講座学部内講師 |
平成11年 7月 | ドイツ連邦共和国Erlangen Nuernberg 大学医学部第一内科留学 |
平成12年 7月 | 鳥取大学医学部内科学第二講座学部内講師復職 |
平成13年 8月 | 鳥取大学医学部付属病院第二内科講師 |
平成15年 7月 | 鳥取大学医学部統合内科医学講座機能病態内科学分野助教授 |
平成19年 4月 | 鳥取大学医学部統合内科医学講座機能病態内科学分野准教授 |
平成27年 4月 | 鳥取大学医学部附属病院消化器内科科長 |
鳥取県肝疾患相談センター長併任 | |
平成28年7月 | 日野病院副病院長 |
平成28年10月 | 日野病院長 |
学会及び社会における活動等(所属学会;役職等) | |
昭和59年 12月 | 日本内科学会会員 |
平成16年 12月 | 日本内科学会認定内科医 |
昭和60年 1月 | 日本消化器病学会会員 |
平成4年 12月 | 日本消化器病学会認定医 |
平成9年 5月 | 日本消化器病学会中国支部会評議員 |
平成17年 1月 | 日本消化器病学会評議員 |
昭和61年 1月 | 日本肝臓学会会員 |
平成9年 12月 | 日本肝臓学会西部会評議員 |
平成10年 4月 | 日本肝臓学会指導医 |
平成18年 5月 | 日本肝臓学会学会評議員 |
昭和61年 1月 | 日本消化器内視鏡学会会員 |
平成3年 12月 | 日本消化器内視鏡学会専門医 |
平成21年 11月 | 日本消化器内視鏡学会中国支部評議員 |
平成元年9月 | 日本超音波医学会会員 |
平成B年 10月 | 日本超音波医学会超音波専門医 |
平成11年 12月 | 日本超音波医学会指導医 |
平成17年 5月 | 日本超音波医学会中園地方会幹事 |
平成7年 10月 | 日本臨床薬理学会会員 |
平成8年 5月 | 日本門脈圧尤進症学会会員 |
平成28年 5月 | 日本プライマリーケア連合学会会員 |
非常勤職歴、その他特記事項 | |
平成7年 4月 | 鳥取県肝臓癌抑制対策評価委員会、委員 |
平成7年 4月 | 鳥取県健康対策協議会肝癌対策専門委員会、委員 |
賞罰 | |
平成13年 3月 | 鳥取大学下田賞 |
平成16年 3月 | 鳥取大学教育功績特別賞 |
平成16年 10月 | 鳥取大学医学部研究助成 |
平成17年 6月 | Hepatology research 賞 |
平成25年 8月 | 鳥取大学医学部研究助成 |
平成26年 3月 | 鳥取大学日ノ丸報恩会科学研究業績表彰 |
平成28年 5月 | Hepatology Resarch High Citation 賞 |
令和3年 6月 | 第30回鳥取医学賞 |